年利など

今でも勘違いされやすい「年利」の話

今でも勘違いされやすい「年利」の話
今でこそ、金利の規制が厳しくなり、年利についてどうこう言われるようになりましたが、ひと頃は、銀行の住宅ローンでさえ、年利が10%近かったことがあります。
銀行で足りずに他の民間金融を使えば、15%なんてとこもザラな話でした。
そこから考えると、今の消費者金融の20%は(当時を知る者にとっては)なんとも良心的にさえ感じられます。
その頃というのは、社会全体に金利には無頓着で、ローン会社の営業社員でさえ、「100万円を年利20%で1年借りると120万円」などと真顔で言っていたものです。
100万×20%=20万円 元金100万+20万=120万さて。
この計算になんら疑問を持たなかった方は、お金を借りるべきではないかも知れません。
確かに、1年間まるまる借りて1年後に返済する場合には、120万円なのですが、普通は毎月返済しますから、元金が変わります。
100万円を1年借りて毎月返済する場合、普通は均等払いですから、初めの月に9万円くらい返済することになります。
すると残金は91万円。
金利はこの残金にかかるものですから、翌月には82万円になっています。
日本は、複利(金利に金利をのせること)が禁止されているので、この残金に対して、20%÷365×日数しかかかりません。
100万円を年利20%で借り、毎月返済した場合の総額は1,111,609円也。
ややこしいことは覚えなくとも、最近は、ネットでも金利シミュレーションがあるので、簡単に割り出せるようになりました。
返済計画を考えるのには、とても便利です。